学校での定期テストは、大学受験のような選抜テストと違って限られた範囲から確実に出題される、いわば「学習の習熟度をチェックする」ためのテストだ。いわば「生徒に点を取らせる」ために実施される試験なのだから、ここで得点するのは当然。だからこそ「百点満点を目指せ!」と、言われているのだ。ただ、もちろんその本当の目的は満点を取ることではない。あくまで「取るべきテストで得点して、自信をつける」ことが重要なのは忘れてはいけない。実はアンケートした東大生の中では、定期テストで「常に高得点だった」という学生と「実は定期テストは捨てていた」という学生に分かれた。というのも、定期テストによっては「教科書を熟読しないと正解できない」穴埋め問題や、試験の傾向が偏って受験に役立たないと思ったものもあり「その教科は赤点を取らない程度で割り切った」という意見も出たからだ。本編にも定期テストで教師の出題が問われるシーンが描かれたが、現役東大生には、現にそこまで「試験内容の出来不出来を読んで」対応した学生もいたということだろう。そこまで踏み込んで対応したのなら、天晴れとも言える。